OなしSVO文の訳し方

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(8) OなしSVO文の訳し方 〜 核文変形の基本

OなしSVO文は、SVO文の中で一番シンプルな文章です。
なので、これを使ってここで英文和訳や和文英訳の基本を確認しておきましょう。

 

はかせ塾英語では、「核文(かくぶん)変形生成文法」で英文和訳をします。
核文変形生成文法というのは、世界中の言語にはそれぞれ『核文(かくぶん)』と呼ばれる、基本文を5〜12文程度持っていて、それを様々なルールで変形することによって、成り立っているという考えの文法です。

 

核文というのは、文章の基本となる単語だけでできた文章で、『英文翻訳術』(安西徹雄・著)という本によると、英語には7種類の核文があるそうです。つまり英語は、枝葉を払うと基本文は7つしかないと言うことですね。
それを前置詞とか接続詞とか、その他の様々なルールによって拡張して、200種類くらいのカタチの文章になっているわけです。

 

この考えを英文和訳に応用すると、手順は、

 

1.文章を文節に分解し、核文(かくぶん)を見つける。
2.各文節を日本語に訳す。

3.訳した日本語の核文を、まず並べる。
4.残りの文節を、自然な日本語になるように、付け加える。

 

という4段階を踏むことになります。

 

ためしに、ちょっとやってみましょう。
例文1

He usually goes to school at eight.
まず、文章を部品に分解します。ここではスラッシュ(/)を入れる方法でやります。

 

スラッシュの入れ方は、一般的には、of以外の前置詞の前ですね。
ofの前にスラッシュを入れると、意味のまとまりが壊れることが多いので入れません。

A of B のカタチを「名詞構文」などと呼んだりしますが、
ここにSV構造が潜んでいる場合が多いのです。

 

それから動詞を修飾する副詞は( )で囲んでおきます。
関係詞節なども、全体を( )で囲んでおきます。関係詞を四角で囲んでもいいでしょう。

 

で、こんな感じになります。

  • He (usually) goes / to school / at eight.

 

これで部品に分解できました。核文は、He goes.ですね。「彼は、行く」が、この文の骨格です。

 

次に、各部品を日本語に訳していきます。前から順に「彼は」「たいてい」「行く」「学校へ」「8時に」ですね。ここは特に問題はないと思います。

 

最後に、訳した部品を自然な日本語になるように、日本語のルールに従って並べていきます。
まず、核文を並べて、その間に他の部品をくっつけていくわけです。

 

「彼は、行く。」

 

日本語の場合、修飾語は修飾される言葉の前に並べるのが基本ルールです。
8時に行く、学校へいくですね。

スラッシュで分けた部品は全部述語動詞を修飾していますから、「行く」の前に並べます。
この文の場合、次の2通りが考えられると思います。

  • 「彼は、たいてい、学校へ、8時に、行く。」
  • 「彼は、たいてい、8時に、学校へ、行く。」

 

日本語の場合、語順には寛容ですから、どちらの文章でも正解です。
ただ、普通は「いつ」「どこで」と言う語順になりますので、後の方の文章のほうがいいでしょう。

 

一方、和文英訳の場合も、逆向きですが、同じ手順を取ることになります。

 

 

強調したい部品が前に来るのが英語の特徴

関連サイト

はかせ塾英語・基本英文法

英文和訳の基礎技術

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