理系のあなたが英語が出来ない理由
難関大学行きたい、良い大学で勉強したい。
そう思っても英語ができなきゃ話にならない。
難関大学入試で鍵になるのは、誰でも知ってるとおり英語と数学だ。
ところが理系の受験生にとって、数学はお手の物でも英語は鬼門。
なぜこんなに出来ないのか?その理由は簡単だ。
何しろまず英語には興味がない。
興味がないから一生懸命勉強しない。
そしてさらに英語の勉強に割く時間がない。
文系の受験生なら英語に毎日5~6時間割いてもかまわないだろうが、理系受験生の場合その時間はとにかく理科や数学の勉強の時間だ。
これがどれほど時間がかかるものか。
問題を1問解くのに30分はかかるから、5問で2時間半は必要。
理科と数学あわせてこれだけで5時間。
英語に割ける時間なんてそんなにあるはずがない。
なのに文系の受験生と同じやりかたで勉強なんかしていたら、英語で点数が取れるようになんかなるはずがない。
なんといっても彼らは量で英語をこなしているんだから。
まずは熟語と、英文を覚える習慣から
大学受験で必要な英語の語彙は、英単語が1900コ、英熟語が1000コだと言われる。
ターゲットだってシステム英単語だって、それくらいの語彙数を収録しているから、受験に出てくる英文を読むには、それくらい必要なのは確かだろう。
ところが理系受験生は、そんなにたくさん語彙を覚えていられない。
何しろ他にも山ほど覚える必要があるわけだし。
そしてさらに覚えられたとしても記憶を維持できない。
せっかく覚えたのにドンドン忘れていってしまう。
というのも脳は使わない記憶をドンドン消して行く。
覚えても覚えても消えていくわけだ。
となるとたくさん覚える時間も、記憶を維持するための時間も必要と言うことになるが、さっきも言ったように理系受験生にはそんな時間がない。
となると理系受験生は文系受験生とは、別の英語学習法で受験英語を習得することを考えるしかなさそうだ。
私が思うに理系受験生の皆さんは、英単語を1900コも覚えることはない。
必要なのはとりあえず英語の問題集をやるときに、必要になる基本語彙・600コから900こ程度だ。
そして英単語よりまず熟語を覚えよう。
熟語が分からないと文章を読むのに支障が出る。
これが長年大学受験と取り組んできた私が見つけた1つの結論だ。
このサイトでは私の見つけた英語学習法のうち、英文の読み方を基礎から解説するので是非参考にして欲しい。