新しい英語勉強法 リスニング・ファースト記事一覧

ここからは受験英語の効率的な学習法を説明する。まず最初に、今現在の英語力がどの程度なのか、そこから確認しておこう。まず、中学生レベルの英語力のチェックだ。残念ながら日本の学校英語は、かなりひどい。学校の英語の定期テストでは記号問題などが多く7曜日を全部書けない生徒でも、5段階評価で3が付いてしまうようなことが普通に起こっている。そして英検などの検定試験も、当てにはならない。というのも英検では99%...

入試でのリスニングの比重は大きい。たとえば東大は、全学科がリスニング必須。英語の試験の真ん中当たりにリスニングがあり、配点は120点満点中30点。つまり英語のテストの25%がリスニングだ。一方、京大は今のところ、医学部医学科と総合人間学部のみリスニング試験を実施しているだけだが、一次試験にあたるセンター試験の英語では、リスニングが必須で得点になる。センター試験では英語200点にリスニング50点が上...

英語の勉強に、リスニングは欠かせなくなった。入試にはリスニングの点数が反映されるのが当たり前になり、リスニングができる受験生は、できない受験生に比べて俄然有利になった。一方、英語で授業を行う大学も増えているし、英語で行われる授業数も増えているから、大学に進学してもリスニングができないと、全く授業についていけない時代になってきた。国内企業であってもグローバルなビジネスの企業なら会議が英語で行われるの...

リスニングを英語学習に取り入れるとき、困ってしまうのが自分にあった教材を探すことだ。英語のリスニング教材にも色々あって、目的が異なると全く役立たない。当たり前のことではあるが、高校入試には高校入試用の教材が必要で、大学入試には大学入試用のを使うべきだ。また英会話には英会話用のリスニング教材が必要だし、TOEIC対策にはTOEIC対策用の教材が必要だ。私など何でもいいのだと思って、かなりたくさんの英...

リスニング力は入試で無視できなくなった。就職や仕事でも英語が重要になった。一流企業に就職するなら英語会議は必須だし、海外と取り引きがある企業で仕事をするには、英語で会話もできないといけない。そのためには相手が言った英語を、ちゃんと聞けないと何にもできない。なのでもう受験勉強の時点から、リスニング力を磨く必要がでてきたのだ。ということでこれから受験勉強を始めるなら、まずリスニングの学習環境を作る必要...

リスニングで英語を学ぶ。リスニング・ファースト。リスニング・ファースト英語学習法は、英語を徹底的に聞いて話す勉強法だ。英語というのは言葉だから、口に出して初めて理解が進む。だから英文を聞いて口に出すことから、英語の勉強を始めようと言うわけだ。まず英文を聞いて、それを徹底的に真似る。そのあとに文章の意味や単語を覚えていく。英文の骨格をしっかり覚えた後に、単語などの表現を覚えていくわけだ。このやり方だ...

英語のリスニング力を上げたい。リスニングで英語力をアップしたい。そう思っても我々日本人には、大きなハンデキャップがある。というのも日本語と英語では、使われている周波数帯が違うので、英語を充分に聞き取れないのだ。英語が言葉として聞こえているのなら、それを真似するのはたやすい。英語の中に日本語に似た発音が多ければ、特に努力せずとも日本語の発音に置き換えて覚えられる。ところが英語の発音は、日本語と違った...

リスニング・ファースト英語とは、リスニングを重要視した英語学習法だ。しかしリスニングをするには、自分で英語の発音が一通りできないと言葉として脳が認識できないらしい。ということでまず、童謡で発音練習することにする。題材は何でも良いのだが、日本人が苦手とされる「L」と「R」が多い「ロンドン橋落ちた」から練習してみよう。ただしロンドン橋という童謡は、かなり古い歌らしくて、ものすごくバリエーションがある。...

ロンドン橋で英語の発音練習。前回はショートバージョンだったが、こちらは少し長めのバージョン。基本的には同じ歌詞だが、その歌詞が長く続くので、発音練習にはよいかも。歌はちょっとスピードが速いので、ツールでスピードを落としての練習が必要かな。Silver and gold will be stolen awayのところなど、単語が上手く収められたら拍手モノかも。逆に言うとこれくらいのスピードの英文を、...

それではリスニング練習を始めよう。リスニング練習にまず必要なのが、リスニング用の音声ファイルと再生ソフト。リスニングに使える英語の素材は、ネット上に山ほど転がっているが、それをまず教材に加工する。動画から音だけ抜き出したり、複数の音声ファイルの音量を揃えたり、再生スピードを変えたりするには、色んなツールが必要になってくる。ということで今回は、リスニング音声を作るツールなどを、簡単に紹介しておくこと...

CDやDVDからデータを抜き出すことを「リッピング」(Ripping)と言う。リッピングというのは「はぎ取る」と言う意味だ。前回紹介した、ウインドウズ・メディア・プレイヤーによる音声の取り込みも実はリッピングの方法の一つだ。リッピングというと、リップ(くちびる)で吸い出すという意味かと思っていたが、くちびるの綴りはLipであるから違う。Ripは「ピッと裂く」という意味なので、ついでに覚えておくとい...

リスニング練習のためにはまず、英語音声ファイルを調達する。毎日新しい英語に触れたいのなら、NPRの定時ニュースが簡単でいい。NPRというのはアメリカの公共ラジオだが、インターネットでもニュースを流している。→アメリカ公共ラジオ放送この中に<NPR Hourly News Summary>(定時ニュース)というのがあって英語の耳慣らしにちょうど良い。最初に広告が10秒ほど放送された後、ニュースが始ま...

リスニング・ファースト英語学習法はリスニングを中心として英語を学ぶ方法だ。言葉というのはまず、耳から入ってくるわけだから、耳から聞いて、口から出すというのが大原則。なのでリスニングから始めて口から出すというのは、きわめて自然な英語学習法のハズ。ところがここで問題となってくるのが、日常英会話でよく使われるフレーズだ。Go ahead.(はい、どうぞ)Take your time.(ゆっくりでいいよ)...