コジツケで英語を理解しようとしていた、私の高校生の頃

話は少しさかのぼるが、高校時代の私は英語が大の苦手だった。

 

私が通っていた学校は大阪府立の、学区内では2番目にいい高校だったが、英語で赤点を取ったこともあるし、ハッキリ言って英語は全然わからなかった。

 

いまからもう35年も前の話で、当時はまだ関係詞等を「〜するところの〜」といった訳し方をする先生もたくさんいた。

 

だからひょっとすると教え方のほうも、あまり良くなかったのかもしれない。

 

が高校時代の私は英単語をまず日本語に訳し、それを適当な文法事項で適当につなぐというような、こじつけとごまかしでやっていたように思う。

 

でも実はそれではまともな英文和訳やまともな和文英訳はできないのだ。

 

というのも単語だけを訳してつなげれば、それで通じるようになるってことはないのだ

 

もちろん、そう言うことが出来る言語もある。

 

兄弟言語というのがあって、たとえば英語とドイツ語と言ったように構造が非常に似た言葉ならば、単語を訳してつなげるだけで意味の通る訳になる。

 

日本語と韓国語(ハングル)も、文法がほぼ同じなので、単語だけ入れ替えれば通じる。

 

ところが日本語と英語やドイツ語は、系統が全く異なる言葉だから、単語を置き換えるだけでは理解できないのだ。

 

文法構造が違う言語同志では、文章同志に一々対応関係を覚えていかないと意味が分かるようにはならないのだ。

 

ここのところが私には、どうもよくわからなくて、何年ものたうち回っていた。

 


日本語とは、どういう言語なのか

世界の言語を大きく三つに分けると、

  • A.インド・ヨーロッパ語族
  •  ゲルマン系・ロマンス語系、スラブ・ラテン系等
  • B.ウラル・アルタイ語族
  •  ハンガリー語・フィンランド語・トルコ語等
  • C.セム・ハム語族
  •  アラビア語・マルタ語・ヘブライ語等
というグループに分かれる。

 

英語やドイツ語、フランス語やイタリア語、スラブ語系やラテン語系等は、Aのインド・ヨーロッパ語族に属し、日本語やハングル(韓国・朝鮮語)はBのウラル・アルタイ語族に近いとされている。

 

でも同じインド・ヨーロッパ語族に分類されている英語とフランス語でも、文法的には相当違うというのに、違う語族に属する英語と日本語を、単語の意味を置き換えるだけで理解しようと言うのは、ハッキリ言ってむちゃくちゃなのだ。

 

そんなことは当時の私にはわからないだったが、英語力がないので、英語は共通一次(センター試験)のみでOKという大阪大学工学部を受け、そして見事に落ちた。

 

捲土重来を期して、今度は阪大豊中キャンパス近くの新聞屋さんに住み込んで、新聞配達をしながら勉強を始めたのしかし、やっぱり英語は全然ダメだった。

 

結局、一浪したあと、なんとか京大工学部に受かった。

 

当時はセンター試験の傾斜配点率が大きかったこともあり、また物理はほとんど満点だったから、英語のマイナスを埋め合わせれたようだ。

 

二十数年前は、そんな程度でも京大に合格できたんだ。

 

いい時代だった(^o^)

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