(4)対象語・目的語(O)・・・SVO文の部品
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英文は動詞で二つに分けることが出来る。
一つ目がSVC文で、述語がbe動詞の文章だ。
一方、述語動詞がbe動詞でない一般動詞の場合は、SVO文になる。
OというのはObjectの略だが、「物体、対象、目標・目的」と言う意味だ。
たとえばI have a pen. なら、have(持っている)→(対象物は何?)→「ペン」ということで、a penの位置にある単語がObjectになりOで表しているわけだ。
学校文法でなぜこれに「目的語」という名前を付けたのかはよくわからない。
私だったら絶対「(動詞の)対象語」にするんだけどね。
次の文の下線部部分が目的語だ。
」I like cats.※「私は好きだ」・・・(何を?)・・・「ネコ。
」
「~が」は普通は主語を表するが、この場合は主語を表しない。
この辺が日本語の「て・に・を・は」の難しいところだ。
さてここで、はかせ塾英語では特に
- 日本語で「~を」と訳す部分を対象語・目的語(O)
- 「~に」と訳す部分をターゲット語(T)
詳しいことは、またあとのSVO文のところで説明する。
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(5)ターゲット語(T)・・・SVO文の部品(宛先)
一般動詞はシンプルなSVO文を作る事が多い。
が、give, tell, teach, ask, sendなどと言った動詞には、<誰に?>という言葉が必要だ。
この<誰に?>というのに当たる言葉を、ターゲット語(T)と呼ぶことにする。
たとえばgiveと言う単語は「与える」と言う意味だが、「与える!」とだけ言われたら『誰に?』『何を?』という2つの疑問が出てくるよね。
つまり「与える」という動作には、与える相手と与えるモノという2つが必要なわけだ。
学校文法では両方とも『目的語(O)』という言葉でひとくくりにしてるが、はかせ塾文法ではこれを区別して『ターゲット語(T)』と呼ぶのだ。
次の文の下線部がターゲット語だ。