SVC文は、主語を説明する文。
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SVC文は主語を説明する文だ。
Cの部分には名詞・形容詞・現在分詞・過去分詞など、いろんな部品が入る。
和訳の仕方は簡単だ。
主語を説明するわけだから。
SはCだって言うだけだ。
She is loved by her parents.「彼女は愛されている/両親に」 → 彼女(の状態)を説明する文She is well-known to everybody.「彼女は/よく知られている/みんなに」→ 彼女(の知名度)を説明する文。
Jeff is gone.「ジェフは/行ってしまった」→ ジェフ(の状態)を説明する文
runningは「走っている最中」、lovedは「愛されている」、と言う意味にとって欲しい。
またgoneは「行ってしまった状態」ということだ。
goは自動詞で目的語が必要ないので、過去分詞は受け身の意味にはならず「~し終わった」という意味になる。
(行ってしまって帰ってこない)。
現在完了の過去分詞は、基本的に「~し終わった」という意味だ。
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説明語(C)のないSVC文~CなしSVC文
SVC文には説明語Cがない文もある。
これをCなしSVC文と呼ぶことにする。
たとえば、
- God is. (神は存在する)
- Satomi is in New York. (サトミはニューヨークにいる)
通常SVC文というのは主語を説明する文章なんだが、CなしSVC文では「~は存在する」という意味になる。
1つ目の例文はそのまま「神は存在する」。
2つ目の例文は「サトミは存在する/ニューヨークの中に」という意味だな。
なおbe動詞の文は全部「存在する」と言う意味で捉えても良い。
- She is.彼女は存在する(彼女は生きている)
- She isin New York.彼女はニューヨークの中に(存在して)いる
- She is Satomi.サトミという名前で(存在して)いる
- She is smart.頭が切れる状態で(存在して)いる
- She is running.走っている状態で(存在して)いる
- She is loved by everyone.みんなに愛されている状態で(存在して)いる
- She is well-known to everyone.みんなによく知られている状態で(存在して)いる
- She is gone.行って帰ってこない状態で(存在して)いる
なお5文型で言うところのSVの文は、2文型法ではSVC分とSVO文に分かれる。
これは述語動詞でSVC文とSVO文にバッサリ分けた影響だ。
つまりSVO文にもOなしSVO文があるってことだな。
それでは次はSVO文だ。
コチラはSVC文ほど簡単ではない。
4パターンある。