ドイツ語の単位がどうしても取れず、三回も留年し退学。
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語学が分からないと、実は大学を卒業できない。
大学では、第二外国語というのがあって、英語の他に別の言語も学ぶからだ。
私の場合、一浪して勉強してようやく大学に合格。
しかし語学が苦手というツケは、大学に入ってから回ってきた。
ドイツ語の単位がどうしても取れず三回も留年したのだ。
当時、私の通っていた学科では、2年次までに英語とドイツ語あわせて最低12単位以上修得することが必須だったのだ。
化学系だったので第二外国語はドイツ語が必修だった。
が合計で4単位しか取れず3年生の学生実験をさせてもらえなかった。
理由は簡単だ。
学生実験で使うテキストは、英語とドイツ語で書かれたモノだったからだ。
化学の最先端国はドイツであり、ドイツの文献を読んだり、それを使って実験することは化学を専門とする人間には必須だったのだ。
5回生の際にようやくドイツ語の単位を揃え、6年目にして初めて3年生に上がったのだが、やはり語学の壁が厚く、結局退学という憂き目にあった。
でもせっかく京大に入ったというのに、卒業できなかったというのは悔しい。
だから大学を中退したあと、30過ぎからまた再入学を目指した。
しかし今度はなかなか受からない。
配点がかなり変わっていて、英語でちゃんと点数が取れないと、再合格することが出来なかったのだ。
なのでとにかくどうすれば英語の点数が上がるのか、悪戦苦闘をすることになったわけだ。
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2度目の京大受験は、何年も落ち続けた
最初の京大受験時は物理が得意だった。
なので、そのアドバンテージで英語の実力不足を補えていたのだが、年を食ってからはなんと、物理が苦手になってしまっていたのだ。
問題の理解はできるのだが、計算スピードが落ちてしまっていて、満点を取るほどでもなくなっていたのだ。
また入試の配点も少し変わってしまっていて、英語でそこそこの点数を取らねば、合格点が取れなかったのだ。
でも語学ができなくて三年留年し結局退学したのだから、語学は苦手中の苦手。
文法がキッチリしているドイツ語ならまだなんとか理解できたのしかし、英語はやっぱり雲を掴むような感じでよくわからないだった。
十数冊もの英単語本を買い、いろいろ挑戦してたくさん英単語を覚え、英語を攻略しようとしたが全くムダだった。
というのも実は英単語や英熟語を覚えて、それで適当に英文和訳をしていたもんだから、いつまでたっても英語の学力が上がらなかったのだ。
これは中学で英語がソコソコできたが、高校では英語が出来ないと言う人に多いパターンだ。
中学英語は英単語を和訳してつなげれば、取りあえず意味は分かってしまう場合が多いが、高校英語や大学入試の英語では、それではダメだったのだ。