英単語より、熟語。熟語より、英文を覚えるのが、コツだった
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英語の学力が全然上がらず、何回再受験しても合格できずに腐っていた。
そんなある時、大きな書店でたまたま手にした英熟語を覚えるためのカセットテープ。
著者はどこかのスチュワーデスさん(CA)で、社会人向けに作られた教材のようだった。
が、そのテープの英熟語を、例文を丸覚えする形で覚え出し始めたら、奇妙なことに気がついた。
というのは
- 「英単語集に出てくる英単語が熟語集でも形を変えて出てくる」
- 「熟語の形でしかでてこない単語がたくさんある」
- 「熟語を覚えると読める英文が増える」
- 「熟語集で覚えるた単語が光って見える」
たとえば「合格英熟語300」(ごまブックス)の99番には
concernは英単語集にももちろん載っているが、この単語は受け身か、たまにconcerning withという形ででてくるくらいなので、この単語を単語集で覚え熟語集でも覚えると言うことは、二度手間だったのだ。
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先に熟語300の例文を丸覚え。次に英単語600を覚えるべし。基本英文は合格英文120で押さえ、日々の復習は整序問題で!
単語集と熟語集では、けっこう被りが多い。
熟語集でbe concerned with~という形を覚えれば、単語集でconcernを覚える必要はなくなる。
が、単語集でconcernを覚えた人は、熟語集でまた改めてbeconcernedwith~を覚え直す必要がある。
文中で出てくるのは熟語なのだから、熟語の形で覚えた人がいいのは火を見るより明らかだ。
それに気づいた私は、単語より先に熟語をしっかり覚えることにした。
そしてまた英文丸覚えのおかげで、英文を読むのが、かなり楽になった。
英熟語には、be concerned with ~から、to begin with等と言った独立句や、If it were not for water,といった決まり文句みたいな節も含まれるが、こういう語句を単語を頼りに一々辞書をめくって調べていたら時間がかかって仕方ない。
ましてや熟語を覚えていなければ、それを応用した表現には全くピンとこないし対応できないから、知っていると知らないとではウダウダ悩む時間がまるで違う。
そうして熟語を400前後覚えたおかげで、辞書を引くのは本当に最小限で済むようになった。