合格英熟語300の例文をとにかく覚えろ
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英語は日本語とは文法構造が全く違うので単語だけ訳して直訳しても意味は通らない。
同じ事を表している英文と日本語を数百くらい覚えて、英文と日本語分の対応関係を理解しないと、まともな和訳も英訳も不可能だ。
そう言うことに気づいて、そうして英語の勉強法を改めたおかげで、私は再び京大に合格でき、再入学後も語学の単位を落とすことなく、今度は無事に4年で卒業することができた。
すでにもう40歳という中年になっていたが、非常に意味のある数年だった。
さて私と同じ過ちをしている受験生は、おそらくかなり多いと思う。
単語にこだわって何かワケのわからない和訳や英訳を垂れ流している受験生は相変わらず多いと思う。
だから英語が苦手な受験生は、まず比較的簡単な構造の英文をたくさん覚えて、英語ではどういう風に表現するか、同じコンテンツのことを日本語ではどういう風に表現するか、を覚えることに全力を注いで欲しい。
英語の核文に慣れ核文に分解してから日本語に直すという手法で訳してみて欲しい。
英文を300丸覚えすれば、それが少しできるようになるのだ。
そして英文を300も丸覚えするのは大変なように考えるが、やり始めれば実は、そんなに難しくないことがわかるだろう。
塾でも同様のことを高校生に薦めていたが、みんなちゃんと文章を覚えてくるから、やってやれないほどのことでもないのだ。
何度も言うが英文300をしっかり覚えると、単語も結構覚えることになるから、その後の英語の学習がスムーズに行くようになる。
たった300覚えただけで辞書を引く回数は半分以下になるだろう。
そうして合格英単語600を覚えたら、辞書を引かずに読める英文もかなり増えているだろう。
そうなるとあとはもう、ただひたすら英文を読んで英文を書くのみで英語学習が終わるようになる。
そうなってからが実は本当の英語学習の始まりなのである。
英語学習は、まずこれから(楽天ブックス)
先に熟語300の例文を丸覚え。次に英単語600を覚えるべし。基本英文は合格英文120で押さえ、日々の復習は整序問題で!